Anatomia humani corporis
ビドロー「人体解剖学」 1685年 アムステルダム刊
近代解剖学の幕開きは、ヴェザリウスの「人体構造論」(1543)であるが、17世紀における解剖学の黄金時代は、オランダである。本書は、アムステルダム生まれのビドロー(Bidloo, Govard, 1649-1713)の解剖図である。全部で105図あり、それらはすべて生々しい写実的なもので、現代の解剖図と変わらないほどである。
Anatomia humani corporis
centum & quinque tabulis, per artificiosiss. G. de Lairesse ad vivum delineatis, demonstrata ...
sumptibus viduae Joannis a Someren, haeredum Joannis a Dyk, Henrici & viduae Theodori Boom, ; 1685