五山版 「曹源和尚住饒州妙果禅寺語録」 (そうげんおしょうじゅうじょうしゅうみょうかぜんじごろく) 南北朝時代 刊 [出版者不明]
別書名「曹源和尚語録」。曹源は道生(どうしょう)と称し、曹源は号。曹源は南宋の人であり、中国の臨済宗の僧である。この版本を編集した道沖(1169-1250)も中国四川省の人であり、曹源の弟子である。刊年は不明だが、刊行内容から五山版と思われる。五山版は鎌倉・室町時代に鎌倉五山(建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺)、京都五山(別格:南禅寺・天竜寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)を中心に、臨済宗の禅僧らの手によって、禅籍(禅関係の仏書)を主に刊行している。五山版の特色は、中国の宋・元・明版および朝鮮本などから印刷技法の影響を受けていることがあげられる。以後この様式は日本の版本様式の基本となるのである。
五山版 「曹源和尚住饒州妙果禅寺語録」 (そうげんおしょうじゅうじょうしゅうみょうかぜんじごろく)
道沖編
[出版者不明] ; 南北朝時代 刊
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188.8/02087 00881878
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